脊椎圧迫骨折について
いつのまにか骨折
多くは60歳以上の方で 起き上がるときに腰が痛い 腰が痛くて寝返りがうてない そんなときは脊椎圧迫骨折を疑うときがあります。近頃「いつのまにか骨折」ともいわれます
尻もちをついたり、転んだり重いものを持ち上げたときに背骨がつぶれ、痛みが強いときは立ったり座ることもできなくなります。
いっぽう思い当たる原因がなくても背骨がつぶれることもあります。それは高齢になり骨粗しょう症のせいで骨がもろくなるとごく簡単に骨がつぶれるからです。
診断
問診や触診のほか、レントゲンを撮影し診断を行います。
ただし、レントゲンでも十分な判断ができないこともあり、その場合は近隣の病院にて最短当〜翌日でMRI撮影を依頼させていただくことがあります。
治療
脊椎圧迫骨折の治療は基本的には傷んだ骨が自己治癒力で回復するのを待つのが基本です。その手助けとしてコルセットの装着、鎮痛処置を行いますが、なによりも骨粗しょう症の治療を並行して行う必要があります。
ただ痛みが長期間続く場合や骨がつぶれて猫背が進む場合など、MRIで判断をしたうえで積極的な治療 (BKP手術) を行うことがあります。
手術といっても治療時間は約15分、5ミリほどの傷が2か所だけで体の負担は少なく、終了直後から痛みが楽になるため、寝たきりになるのを防ぐことができます。
当院では連携病院の協力のもと院長が執刀させて頂くこともあります。
症状が気になるときはお気軽にご相談ください。
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ファックス 052-412-5202
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【クリニック専用駐車場完備】